NIRC

Network Infrared Remote Controller

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概要

ネットワーク経由で赤外線学習リモコンデバイスの操作を行うアプリケーションです.
リモコンデバイスを接続したPCをサーバとしてサーバ・クライアントモデルで動作します.
物理的に赤外線信号を送信不可能な場所にある家電機器等でもリモコン操作可能にすることができます.

対応デバイス

・玄人志向 「KURO-RS」
・BUFFALO 「Remote Station PC-OP-RS1」

構成

  リモコンデバイスを接続するサーバ用PC,サーバ用PCとネットワーク接続されたクライアント用PCが必要です.

    
  

使用方法

サーバ

NIRC_Server.exeを起動します. NIRC_Serverは起動時にクライアントとの接続ポートを開きます. そのため初回起動時にはWindowsファイアウォールから接続の確認ダイアログが表示されることがあります. メッセージを確認して「アクセスを許可する」をクリックしてください. 1.コマンドの作成 赤外線信号受信 CommandリストのNewボタンクリックでリモコンデバイスを赤外線信号受信状態にします. 受光部へ制御対象機器のリモコンから学習させたい赤外線信号を送ります. 正常に受信が完了するとリストにコマンドが追加されます. コマンドは設定ファイルに保存することができます. 2.赤外線信号送信 送信する信号をコマンドリストから選択、 使用するデバイスのシリアルポートをドロップダウンリストから選択、 デバイスの送信ポート番号を1~4のラジオボタンで選択します. 確認ボタンでリモコンデバイスのLEDを点滅させて接続を確認できます. 送信ボタンクリックでデバイスから制御対象機器へ赤外線信号を送信します. Property コマンドリストの右クリックメニューからコマンド名、および送信デバイス、ポート番号を設定できます. Panel Panelはボタンのクリック操作で赤外線信号を送信するウィンドウです. ボタンは自由に配置してカスタマイズすることができます. PanelタブのNewボタンで新規Panelを作成します. コマンドリストから任意のコマンドをドラッグ,Panelウィンドウ上にドロップしてボタンを作成します. 作成したボタンをクリックすると赤外線信号が送信されます. マクロもコマンドと同様にPanelにボタンを作成して実行することができます. ボタンはドラッグ&ドロップで位置を変更することができます. ボタンの右クリックメニューからボタンの削除,サイズ変更,プロパティの編集を行います. プロパティダイアログではラベル,キーボードショートカットの設定を行います. 音声認識キーワードにはNIRC for Androidによる音声操作で使用したいキーワードを指定します. 注意:ラベルの文字列はデフォルトのキーワードとして用いられるのでこのテキストフィールドに入力する必要はありません. Panelは設定ファイルに保存することができます. Timer Timerは時間を指定して自動的にコマンドを送信します. TimerタブのNewボタンで新規Timerを作成します. 送信するコマンドをドロップダウンリストから選択します. 時間指定の方法は2種類あります. 1.After : 相対指定「今から○時間○分後」 2.At : 絶対指定「○時○分」 "Repeat Every"をチェックして時間間隔を指定するとコマンド送信を一定時間間隔で繰り返すことができます. "Repeat Every"を指定した場合は"For Duration"をチェックして継続時間を指定することができます. 計測時間を指定しない場合は永久に繰り返します. Timerの動作状況はLogタブに表示されます. Macro 複数のコマンドを連続して送信します. MacroタブのNewボタンで新規Macroを作成します. コマンドリストから任意のコマンドをドラッグ&ドロップしてコマンドを追加します. Executeボタンで各コマンドはIntervalの時間間隔で順次送信されます. Waitボタンで時間間隔をあけることができます. 設定ファイルの作成,読み込み 一度作成したCommand, Panel, Timer等の設定はファイルに保存しておけば後で読み込んで使用することができます. メニューのFile→Save Asボタンで設定ファイルを作成します. File→Openで作成した設定ファイルを読み込みます. 現在の設定へ追加で読み込む場合はFile→Importを選択します. サンプルのコマンド定義ファイルはこちらからダウンロード出来ます. Windowsサービス
・インストール
メニューから「サービス」→「インストール」を選択します。
サービスのインストール後に実行ファイル等を削除したり移動したりする場合には、事前にサービスのアンインストールを行ってください。
必要に応じてコントロールパネルから"NIRC Server"サービスの「スタートアップの種類」を「自動」に設定してください。

・アンインストール
メニューから「サービス」→「アンインストール」を選択します。

・サービス開始
メニューから「サービス」→「開始」を選択します。
サービスはNIRC_Server.exeと同じ設定ファイルを使用します。
サービス実行中に新規コマンドを作成したり、パネルの編集等を行った場合はサービスを再起動してください。

・サービス停止
メニューから「サービス」→「停止」を選択します。
接続中のクライアントは再接続する必要があります。

・サービス再起動
メニューから「サービス」→「再起動」を選択します。

クライアント

NIRC_Client.exeを起動します. 1.接続 Addressにサーバのホスト名(もしくはIPアドレス)を入力してConnectボタンでサーバへ接続します. 初回起動時にはWindowsファイアウォールから接続の確認ダイアログが表示されることがあります. メッセージを確認して「アクセスを許可する」をクリックしてください. 接続するとサーバ側のコマンド一覧が表示されます. Checkボタンでサーバとの接続を確認できます. 2.赤外線信号送信 送信する信号をコマンドリストから選択します. SendボタンクリックでサーバPCに接続されたデバイスから赤外線信号が送信されます. Reload Reloadボタンでサーバの設定を再取得します. サーバ側でのコマンド等の変更は自動的にはクライアント側に反映されませんのでReloadボタンで更新してください Panel,Macro サーバと同様ですが新規作成や編集はできません.

注意

  ・このバージョンではセキュリティ等は一切考慮されていません.ローカルネットワーク内のみで使用してください.
  ・本アプリケーションによる機器操作上の注意点はリモコンデバイスの取扱説明書に従ってください.
  ・熱を発する機器(暖房装置や白熱灯など)を操作することは避けてください.
  ・本アプリケーションによる操作で発生したいかなる損害も作者は保証できません.自己責任でお使いください.
  ・Timer機能は「分単位」程度の精度しかありません.
  ・当ソフトはシェアウェアです.送金登録により起動後24時間で自動終了する制限が解除されます
  

動作確認済み環境

  USB赤外線学習リモコンデバイス
    ・玄人志向 「KURO-RS」
    ・BUFFALO 「Remote Station PC-OP-RS1」

  サーバ 
    ・Windows XP x86 SP2
    ・Windows 7 x86

  クライアント
    ・Windows XP x86 SP2
    ・Windows VISTA x86
    ・Windows 7 x86

アプリケーションの実行には.NET Framework(ver2.0以上)が必要です
    

インストール

任意のフォルダに実行ファイルを置き,好みのフォルダにショートカットを作成してください.

アンインストール

サービスをインストールしている場合はメニューから「アンインストール」を選択 してください.その後に実行ファイル,ショートカットを削除してください.

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